キャンドゥで充電式のミニルーターが売っていたので、どれだけ使えるのか試してみました。
最近、3Dプリンターでいろいろ制作することが増えました。
作るのは楽しいのですが、完成後に気になるのが、細かいバリや段差です。
手作業のヤスリでも整えられますが、細かい部分や奥まった場所は時間がかかります。
電池式ではなくUSB充電式。
100均系の商品としては機能が多く、プラモデルや3Dプリンター作品の仕上げに使えそうだと思って購入しました。
実際に、3Dプリンター作品のバリ取り、プラモデルのバリ取り、プラスチックの穴あけ、シーグラスの加工、真鍮ワイヤーブラシでのサビ落としまで試しています。
結論から言うと、3Dプリンターやプラモデルの軽いバリ取り、プラスチックの穴あけにはかなり使いやすいです。
一方で、シーグラスの穴あけやキャンプ椅子のサビ落としではパワー不足 を感じました。
今回は、キャンドゥのミニルーターが880円でどこまで使えるのか、素材別に正直にまとめます。
キャンドゥのミニルーターの商品情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | ミニルーター |
| 店舗名 | キャンドゥ |
| JANコード | 4991203208897 |
| 価格 | 880円(税込) |
| 電源 | USB充電式 |
| 付属品 | ビット4種、USB2.0 Type-C-Aケーブル |
| 本体サイズ | 約1.9×10.8cm |
| USBケーブル長さ | 約20cm |
| 電圧 | 3.7V |
| 連続使用時間 | 約5分まで |
| 充電時間 | 約1時間目安 |
| ビット軸径 | 約2.35mm |
| 機能 | 右回転、左回転、強弱2段階、手元ライト |
| 用途 | ホビーやハンドメイドでの研削・研磨作業 |
本体はペン型で、手に持ちやすいサイズです。
付属品は、本体、USBケーブル、ビット4種。購入後すぐに試せる内容です。
操作は少し特徴があります。
ボタンを1回押すと強い回転、2回押すと弱い回転。
右回転と左回転のボタンが分かれていて、作業する向きに合わせて回転方向を選べます。
また、手元ライトが付くため、細かい部分を見ながら作業しやすいです。
3Dプリンター作品やプラモデルのバリ取りに使ってみた

3Dプリンターで作ったものは、細かいバリや段差が残ることがあります。
手作業のヤスリでも処理できますが、細い部分や内側の仕上げは意外と面倒です。
キャンドゥのミニルーターは本体が細く、ペンのように持てるので、小さな部分に当てやすいです。
軽く削る作業では十分使えました。
プラモデルのバリ取りにも使いました。
特に良かったのは、強く押し当てなくても少しずつ整えられるところです。
強引に削る工具ではなく、表面のバリを少しずつ取る使い方が合っています。
手元ライトも便利でした。
細かいバリの位置を確認しながら作業できるため、暗い部分や影になりやすい場所でも見やすいです。
プラスチックの穴あけはできた

プラスチックの穴あけも試しました。
薄めのプラスチックなら、少しずつ削るように使うことで穴をあけられました。
ドリルのようにグッと押し込む使い方ではなく、回転で少しずつ削っていく感覚です。
小さなパーツに穴をあけたいときや、3Dプリンターで作ったものに軽く加工したいときには使えます。
ただ、厚みのある素材を一気にあける用途には向きません。
このあたりは、880円の小型ミニルーターとして割り切った方がよさそうです。
シーグラスは削れるが、アクセサリー用の穴あけは難しい

シーグラスにも使ってみました。
表面を削ったり、角を少し整えたりする作業はできます。
ただ、プラスチックとはまったく感覚が違います。
シーグラスは硬いので、削り進みがかなりゆっくりです。
少し形を整える程度なら使えますが、アクセサリー用にきれいな穴をあけるのは難しく感じました。
ここは、今回試した中で一番限界がわかりやすかった部分です。
シーグラスアクセサリーを本格的に作るなら、ドレメルなど、もっとパワーのあるミニルーターを選んだ方が安心です。
削り粉も出るので、作業する場合はマスクや保護メガネも用意した方がいいです。
真鍮ワイヤーブラシでサビ落としを試した結果

キャンドゥには、別売りで ミニルーター用 真鍮ワイヤーブラシ も販売されていました。
内容量は2個入りで、軸径は約2.35mm。キャンドゥのミニルーターと一緒に使えるサイズです。

今回は、キャンプで使っている椅子のサビ落としを試しました。
軽いサビは落ちます。
ただ、少し押し当てると回転が止まる場面がありました。
細かい部分を少し整えるくらいなら試せますが、椅子全体のサビを落とすような作業には向きません。
広い範囲をしっかり磨くなら、もっとパワーのある工具を使った方が早いです。
実際に使って良かった点

電池式ではなくUSB充電式
一番良かったのは、電池式ではなくUSB充電式なところです。
乾電池を買い足す必要がなく、付属のUSBケーブルで充電できます。
充電時間は約1時間目安です。
使いたいときに充電しておけば使えるので、ホビー用の工具として扱いやすいです。
電池残量を気にして乾電池を探す手間がないのは便利でした。
左右回転・強弱2段階・手元ライト付き
880円の商品ですが、機能はかなり多いです。
右回転と左回転を切り替えられます。
また、ボタンを1回押すと強い回転、2回押すと弱い回転になります。
素材によって削れ方が違うので、最初は弱回転で試せるのは使いやすいです。
プラモデルや3Dプリンター作品のように削りすぎたくない素材では、弱回転から始める方が安心でした。
手元ライトも良かった点です。
細かいバリや削る場所を確認しながら作業できます。
軽作業には十分使いやすい
3Dプリンター作品のバリ取り、プラモデルのバリ取り、プラスチックの軽い穴あけには十分使えました。
特に、手作業のヤスリでは少し面倒な場所を整えるときに便利です。
強い力で削る工具ではありませんが、細かい仕上げ作業には使いやすいです。
買う前に知っておきたい微妙な点

パワーが必要な作業には向かない
一番の注意点は、パワーが必要な作業には向かないことです。
シーグラスの穴あけは難しく、キャンプ椅子のサビ落としでは回転が止まる場面がありました。
硬い素材をしっかり削る作業や、強く押し当てる作業には向きません。
キャンドゥのミニルーターは、軽いバリ取りや小さな研磨向きです。
本格的な加工をしたい人は、最初からドレメルなどのパワーがある工具を選んだ方が失敗しにくいです。
連続使用時間は約5分まで
パッケージでは、連続使用時間は約5分までと確認できます。
長時間続けて使う工具ではありません。
少し削って休ませる使い方が前提です。
3Dプリンター作品のバリ取りや、プラモデルの一部分を整える程度なら問題ありません。
ただ、広範囲のサビ落としや長時間の研磨作業には向きません。
粉じん対策が必要
削る作業では粉が出ます。
プラスチック、シーグラス、サビ落としでは、細かい粉が出るので注意が必要です。
室内で使うなら、換気、マスク、保護メガネ、作業マットを用意した方が安心です。
特にシーグラスは硬い素材なので、削ると粉が出ます。
目や口に入らないように、水でぬらしたり作業環境を整えてから使う方が安全です。
ドレメルなどの本格ミニルーターとどう使い分ける?

| 作業 | キャンドゥのミニルーター | ドレメルなどの本格ミニルーター |
|---|---|---|
| 3Dプリンターの軽いバリ取り | 向いている | 使える |
| プラモデルの軽いバリ取り | 向いている | 削りすぎ注意 |
| プラスチックの軽い穴あけ | 使える | より安定する |
| シーグラスの形調整 | 時間はかかるができる | 作業しやすい |
| シーグラスの穴あけ | 難しい | 専用ビットと水対策で検討 |
| 広範囲のサビ落とし | 向かない | 作業しやすい |
| 長時間作業 | 向かない | 作業しやすい |
キャンドゥのミニルーターは、3Dプリンターで作ったものやプラモデルの軽いバリ取りには使いやすいでいです。でも、シーグラスなど硬めのものになると、やはりドレメルなどパワーのあるものがつかいやすいです。
向いている人 / 向かない人
向いている人
- 3Dプリンター作品のバリ取りをしたい人
- プラモデルのゲート跡やバリを整えたい人
- プラスチックの軽い穴あけをしたい人
- 手作業のヤスリがけを少しラクにしたい人
- USB充電式のミニルーターを試したい人
向かない人
- シーグラスに穴をあけてアクセサリーを作りたい人
- 金属や硬い素材をしっかり削りたい人
- キャンプ用品のサビを広範囲に落としたい人
- 長時間連続で作業したい人
- ドレメルのようなパワーを期待している人

